たまプラ地域ケアプラザ 「子育て無料教室」開講へ 区・企業連携で市内初
3月1日オープンのたまプラーザ駅南口直結複合施設内に開設する「たまプラーザ地域ケアプラザ」(新石川2丁目)で、青葉区と民間企業5社が参加無料の子育て教室を開講する。英語教室など子育てのプロ企業が、地域貢献の一環として未就学児などを無償支援。区の予算負担ゼロとなる公民連携の子育て支援事業は、市内初となる。
地域ケアプラザは、介護予防支援や地域交流など市民の福祉・保健サービスを行う施設だが、「比較的、高齢者が利用する施設と思われがち」と区子育て支援担当は話す。そこで区は昨春、同ケアプラザを整備するにあたり、たまプラーザ駅周辺の6歳未満の人口が14・5%と区内平均13・8%を上回っている地域特性(11年3月現在)を踏まえ、子育て事業も積極的に行う施設にすることを発表した。
予算ゼロを目指し区は子育てのノウハウを持った民間連携を計画。昨年、市の公募で集まった5社との連携を決定した。企業は地域貢献として無償で協力する一方、自社教材を活用した、各社主体の講座を行うことができる。
各企業が施設見学
区は2月8日、5社を招き内覧会を開催。保育園事業の「(株)キンダーナーサリー」(東京都)、海外育児ブランド輸入会社「(株)ダッドウェイ」(横浜市港北区)、親子カフェ「(株)FAMILIE」(横浜市青葉区)、英語教室「(株)ベネッセコーポレーション」(岡山県)、ベビー食品会社「和光堂(株)」(東京都)が、施設見学や講座内容について話し合った。講座名は、父親も参加できるよう土日開催の「どにち☆ひろば」。各企業の体操教室や離乳食講座などが企画されている。
参加企業は「教育熱心の青葉区。無償だが企業PRにもなる行政連携の意義は大きい」と話す。また、今回唯一の区内企業「(株)FAMILIE」(美しが丘)の千葉康介社長は「地元企業だからこそできる支援を目指す」と語る。第一回は3月2日(土)10時半〜、ベネッセの英語親子遊び。2月18日(月)から区ホームページで予約開始。問い合わせは、区子育て支援担当【電話】045・978・2456へ。
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