美しが丘西小学校 待望の校歌初合唱 児童の思い歌詞に込め
昨年4月に開校した美しが丘西小学校(生出(おいで)宏校長)の校歌が昨年末に完成し、今年1月27日、作曲者の橋本祥路さんを招き、初めて全校児童で校歌を合唱した。歌詞には、児童たちが考えたフレーズが採用されている。
美しが丘西小学校が校歌作りに着手し始めたのは昨年6月。保護者に、作詞や作曲が出来る人に関する情報提供を求める手紙を、児童に配布した。その中で、小中学校の校歌を数多く手がける作曲家・橋本祥路さんに行きついた。「校歌作りのノウハウを熟知されているので、必ずいい曲を作ってくださると思い、お願いしました」と同校の高畠(たかばたけ)聡副校長は話す。
学校盛り立てる歌に
「仲間」「信じあえる」「強くなれる」「未来に向かって」「勇気」「美しが丘西小学校」。校歌の中で登場するこの6つの歌詞は、児童たちが考え加えられたものだ。「子どもたちの思いを歌詞に入れたい」という学校の考えから、クラスごとに歌詞に入れたい言葉を決め、集計を取り、多かったものを採用した。12月25日の終業式の日に教諭らが歌い、児童たちに初披露。歌を聴いた児童たちからは、「自分たちの校歌を早く歌いたい」との声があったという。その後クラスごとに練習を重ね、1月27日の初合唱に臨んだ。「何十年も受け継がれていく歌なので、歌いこんで学校を盛り上げてほしい」と生出校長。今後は、3月の卒業式の日に向け練習に励むという。
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