藤が丘・江田駅周辺 2商店会が集客イベント 「GOGO商店街」で増税対策
4月の消費増税対策の一つとして(一社)横浜市商店街総連合会が行う「GOGO(ゴーゴー)商店街」に、青葉区から藤が丘商店会と江田駅周辺商店会が参加する。買い控えなどによる売り上げ減少に対抗しようと、市全体で独自企画の推進に乗り出す。
「GOGO商店街」には市内の57商店会が参加し、4月から6月までの期間に各地でさまざまなイベントを行う。名称は今年が開港155周年にあたることから名づけられている。
藤が丘商店会(佐々木恵美子会長)では「丘の横浜で開港155周年を祝っちゃうヨ!GOGOセール」と銘打った特別セールを開催。期間は5月24日から30日まで。商店会内の参加店舗で、「550円」や「55%」など「55」をキーワードにした商品価格や値引きを設定した売り出しが行われる。佐々木会長は「増税前の3月の駆け込み需要もなく、売り上げが減っている店舗も多い。商店会を盛り上げるためにも、多くの人に知ってほしい」と話す。イベントに関する問合せは同会わかやぎ【電話】045・973・5981。
江田駅周辺商店会(齋藤篤彦会長)では17日に地域住民の交流会「edatomo(エダトモ)フェスティバル」をシティホール江田で開催。午後7時から9時30分まで。商店と地域住民の交流の場として、地元の店を利用するきっかけづくりを目指す。商店会員による飲食物の屋台が並ぶほか、ジャズコンサートや横浜DeNAベイスターズのサインボールがもらえるじゃんけん大会も催される。横濱晃治実行委員長は「商店主や住民が交流してつながる場になれば。楽しんでもらって江田を盛り上げたい」と話している。問合せは同事務局【電話】045・910・0798。
8%の影響は
増税から1カ月。区内の物販店では「3月に駆け込み需要があった。4月にガクッと売り上げが落ちるかと思ったが、意外と変わらない。価格が大きい物ほど影響があるのでは」と話す。理容室を営む横濱実行委員長は「技術やコミュニケーションでお客さんと信頼関係を築き、増税に負けない商店会をつくっていきたい」と話している。
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