横浜市は、大地震による大規模延焼火災時に逃げ込める広域避難場所を、4月1日から一部変更する。青葉区民のための避難場所は、青葉・緑区の区境にある「北八朔公園」=緑区北八朔町=が新たに指定され、1増の13カ所となる。また、横浜青葉スポーツ広場=下谷本町=は昨年の閉鎖に伴い「谷本公園一帯」に名称が変わる。
広域避難場所とは地震などで大規模な火災が発生し、延焼が拡大した際、その放射熱や煙から身を守るための十分なスペースが取れる場所。家に住めなくなった被災者が生活する地域防災拠点とは異なり、大規模な公園や用地、施設などを市が指定している。
一時避難場所に
新たな指定を受けた「北八朔公園」は、千草台周辺の住民が一時的に逃げ込む場所となる。地域防災拠点の市立緑が丘中学校からも近く、広さ7・7haある同公園には芝生エリアも整備されている。
千草台を含む谷本連合自治会の毛呂清志会長は「北八朔公園が指定されたことで逃げ込める場所が増えた。大規模火災の際は、すぐに避難してほしい」と話す。青葉区総務課の危機管理担当者は「新年度の青葉区防災マップなどで、広域避難場所を周知していく」と話している。防災マップは区役所窓口で配布を予定している。
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