横浜市は、市道で分断されている市立山内小学校(䑓野啓司校長)の敷地を一体化するため、10月末頃から敷地内のプール移転工事を始める方針だ。今年度中に移転を完了し、来年度には道路ルートの変更工事を行う予定。
山内小学校は現在、プールと教室棟1棟の敷地が、その他の敷地と道路で分断されている。そのため、児童らは3階の渡り廊下を使用するか、一度外に出て道路を渡って移動しているのが現状だ。横浜市教育委員会事務局教育施設課は、今回の敷地一体化について「児童の利便性を上げ、教育環境を改善するため」としている。
今回の計画は、プールを北側(教室棟側)に移動して道路の迂回スペースを確保するもの。現在、新しいプールの設計を進めているという。今夏の利用時期を避け、10月末から11月頃にプールの取り壊しを開始する予定。工事の概要については「今後、詳細が決まってからビラの配布などで地元住民に周知していく」と話している。来年の水泳授業に影響が出ないように、移転工事は今年度中の完成を目指している。道路ルートの変更に関しては、今年度中に設計を行い、来年度着工できるように進めていく方針。
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