サッカー女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、準優勝に輝いた日本代表。卒業生らがメンバー入りする「なでしこジャパン」を応援しようと、日本体育大学世田谷キャンパスでは6日朝、パブリックビューイング(PV)が行われ、約80人がエールを送った。
日体大社会貢献推進機構の主催で、今大会4回目のPVには、学生や地域住民らが記念講堂に集まった。同大学女子サッカー部出身の川澄奈穂美選手(29)、有吉佐織選手(27)はこの日も先発出場。前回W杯と3年前のロンドン五輪の決勝で対戦し、1勝1敗のアメリカ相手に序盤からペースを握られる展開に。日本が立て続けに4点を失うと、場内には悲鳴が響き渡った。日本の得点シーンでは大歓声が沸き起こり、逆転劇への期待が高まるも2―5で敗れ、連覇はならなかった。
なでしこリーグ審判三國さんも応援
青葉区鴨志田町の健志台キャンパスに通う体育学部1年、三國真緒(まお)さん(19)は試合終了後、「接戦にならなくて残念だったが、卒業生がW杯の舞台に立っていることは、後輩として嬉しい」と感想を話した。
昨年、日本サッカー協会が認定する審判員2級の資格を取得した三國さんは、日体大サッカー部審判部として活動。女子の「なでしこリーグ」2部で副審なども務める。「この世界ではまだ下の方の世代。もっと経験を積んで在学中に1級を取りたい。いずれ今日みたいな大舞台で笛を吹けたら」と瞳を輝かせた。
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