青葉区を拠点に活動するアマチュア女声合唱団「緑フラウエンコール」が7月4日、5日に群馬県で行われた全日本おかあさんコーラス関東支部大会で優秀賞を受賞。8月に行われる全国大会への出場を決めた。
4月の県大会を突破し、関東大会に出場した同団体。今年は、チームの特長である「声の明るさ」を生かすため、初めてジャズ曲の『ニダロス・ジャズ・ミサ』(ボブ・チルコット)でエントリー。曲に合わせて振り付けやパーカッションも加え、表現が豊かな発表に。代表の和田直子さんは「歌いながら自然に体が揺れる感じ。新たな楽しさを感じることができた」と笑顔をみせる。音楽性だけでなく、芸術性や独自性も含めて総合的に高評価を得た。
同大会には関東支部9県の46団体が出場。優秀賞を受賞した23団体から抽選で選ばれる10団体の一つとして、3年ぶり3回目の全国への切符を手にした。全国に出場した団体は2年間出場権がなくなるため、昨年は別団体との合同グループとして、全国に出場。実質的に2年連続となる。
3年前の全国大会では、優秀賞にあたる「ひまわり賞」を獲得しており「今回も受賞して実力を証明したい。残り1カ月で歌も振り付けもグレードアップしていく」と和田代表は意気込みを語る。
今年で創立20年を迎えた同団体は、アートフォーラムあざみ野を拠点に毎週1回練習を行っており、現在は区内の主婦を中心に30代から70代のメンバー40人が所属している。指導をするのは、神奈川県合唱連盟理事長の松村努さん。「聴いている人に、どうやって思いを届けるか」をテーマに、音の合わせ方などに力を入れる。「自己満足にならず、聴いている人の心に届く美しい響きをいつも考えて練習している」と和田代表は話す。
全国大会は8月22日(土)、23日(日)に札幌コンサートホールKitara(北海道札幌市)で開催される。
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