アフリカを始めとした世界各国の伝統や文化にふれる体験型イベント「アフリカヘリテイジフェスティバル」が6月、青葉区で初めて開催される。区内に事務所を構え、異文化交流や地域活性化、子どもの支援に取り組むNGOアフリカヘリテイジコミティー主催。
同団体の代表を務めるトニー・ジャスティスさん=人物風土記で紹介=は、ガーナ出身で20年以上前に来日。欧米の文化に比べて日本での認知度が低いアフリカの文化や魅力を「もっと知ってもらいたい」との思いで、アフリカの食を楽しめるイベントなどを行ってきた。2009年に同団体を設立、神奈川県や東京都内を中心に、11年から毎年アフリカの伝統や文化を体験できるフェスティバルを開催している。区内で飲食店を経営していることもあり「(青葉区は)お世話になっている地域。恩返しと、活動を知ってもらいたい気持ちで決めた」と開催の経緯を話す。
同団体では、もう一つの事業として「学校をつくろうプロジェクト」に取り組む。アフリカで教育だけでなく衣食住の面も支援する、養護施設を兼ねた学校の建設・運営を目指している。今回のフェスティバルでは、プロジェクト実現に向けたチャリティーイベントも実施する。
フェスティバルは6月11日(土)、12日(日)の2日間で、午前10時〜午後9時(12日は5時30分)。雨天決行。会場は美しが丘公園(美しが丘2の22)、入場無料。世界の料理が楽しめるフードコートやアフリカの音楽のライブパフォーマンス、各国の雑貨や民芸品の販売も実施。また、伝統衣装の試着や楽器、アフリカの現代アートやゲームの体験などワークショップも盛りだくさんだ。ジャスティスさんは「見て、聞いて、試して、五感でアフリカを楽しんでほしい」と話している。詳細は【URL】http://africah.web.fc2.com/を参照。問い合わせは同団体【電話】045・479・2275。
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