中原区版 掲載号:2017年3月10日号
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イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の店長で川崎フロンターレに関する様々な企画を展開する

西川 晃石さん

川崎区在住 42歳

熱意で切り開く「全力店長」

 ○…地域と一緒にフロンターレを応援する名物店長。チームの状況に合わせて、ワクワクする企画を次々に展開する。選手のチーム残留には、応援歌のアンパンマンのマーチにちなんであんぱんを売り、マスコット人気投票の際には、ショップ来場者に折り紙でマスコットを作ってもらう企画で投票を後押しした。昨年末には『サポーター大賞』を受賞。「サポーターやお客様の声、支持があってこそ。皆さんに受け入れられて嬉しい。スタッフの励みになる」と笑顔を見せる。

 ○…同店に赴任したのは一昨年11月。目と鼻の先にセブン&アイが運営するグランツリーがあり「同じことをしてもダメ」と地元密着の店作りに舵を切った。街で何度も目にする水色のフラッグ。スタジアムにも足を運び、街とチームの一体感に「フロンターレの応援が地域のためになる」と店内にショップ開設を決意した。会社、チームを説得できず計画は難航したが、何度も交渉を重ね「期間限定」という条件付で昨年3月、開店にこぎつけた。「断られても何百回と交渉した。開店したかったから、熱意が伝わったんだよ」

 ○…出身は愛知県の尾張旭市。夫人と春から高校生になる長男の3人家族。単身赴任中で、愛知に帰れるのは2カ月に1回ほど。そんな中、「長男の進路が決まったから今は一安心」と胸をなでおろす。たまの休みは整体で息抜き。店舗運営や発想のヒントを見つけに他業種のお店を見に行くなど、休日もフル回転だ。

 ○…いよいよ今年もJリーグが開幕。チームの応援にも熱が入る。「目標はフロンターレのタイトル獲得。ショップを中心に応援の輪を川崎全体に広げたい」と意気込む。常に全力の裏には会社員としての複雑な思いがある。「正直、いつ次の店舗に異動するかわからない。そうなっても、変わらずフロンターレを、地域を応援する店であってほしい。だからこそ、全てに全力で取組みたいんです」

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