今月6日に行われた県の津波浸水想定検討部会で、新たな「津波浸水予測図(案)」が発表された。2mから10mまでの浸水において、1mごとの詳細な深度予測が示された。
鎌倉市の場合、「明応型」および「慶長型」の地震において、由比ガ浜と材木座の沿岸で浸水深が最大10mに達する予測となった。10日付で県ホームページに詳細が掲載されている(http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f300010/p419450.html)。
両地震とも浸水域が沿岸部から鶴岡八幡宮付近まで達しており、その浸水深が図面上、色の濃淡で確認することができる。
明応地震は、1498年に発生した推定震度5から6で、津波推定高8から10mとされ大仏殿まで達したという史料が残されている。慶長地震は1605年発生で推定震度4以下、県内に関する津波の記録は残っていない。
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