市教育委員会は今月21日、今年度の市内公立小学校16校の給食で神奈川県産冷凍みかんを使用しないことを発表した。
市教委では、横浜市の県産冷凍みかん使用自粛の報道を受けて、市でも同じ県内産を使用していることから、放射性物質濃度を測定。国の基準値である100ベクレルに対し8・1ベクレルで、基準が最も厳しい飲料水の10ベクレルを下回っていたことや、近隣市でも使用していたことなどから給食食材として提供する方針を保護者に連絡した。
しかし、5月から9月にかけて最大で1校あたり8回の提供予定があったため、再度教委内で協議した結果、基準値内であっても、放射能測定数値が出ている食材を繰り返し提供することの児童への影響を考慮すべきとの判断から、今回の決定となった。
市教委では今後、検査の上で他県産みかんや、みかん以外の食材を使用することを検討しているという。
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