8月6日から9日まで行われた夏の風物詩、鶴岡八幡宮のぼんぼり祭。今年も著名人らが手がけた400の書画が寄せられた。
ロンドン五輪や東京スカイツリーなど時勢を象徴するものから、蓮の花や富士山、または似顔絵など、内容は多岐に渡った。
揮毫者には、日本美術院理事長の松尾敏男氏や東京藝術大学名誉教授の田渕俊夫氏、日展会長の鈴木竹柏氏、東京都知事の石原慎太郎氏など例年の顔ぶれから、今年は歌舞伎役者、中村吉右衛門氏が初出品。
被災地の小中学生「今の気持ち」展も
同宮の崇拝者からなる槐(えんじゅ)の会では、これまで支援を行ってきた東日本大震災被災地の小中学生から寄せられた絵や作文、書など330作品を10月7日まで、境内の「直会殿」に展示している(展示場所、期間は変更の可能性あり)。
寄せられた作品は、槐の会がこれまで物的支援などを行ってきた宮城県内の小中学校計7校から。「こころの自由帳 とどけ!ぼくたち・わたしたちの気持ち」として、自由に子どもたちが「今の気持ち」を表現したもの。書には「希望」「光」「前へ」など、前向きな内容が多く見られる。
同宮では「今、私たちに出来ることを、それぞれの立場で考えていただければ幸いです」と話す。
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