神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2012年12月7日 エリアトップへ

正月準備が大詰めに 鶴岡八幡宮で破魔矢奉製

文化

公開:2012年12月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
鏑、和紙、鈴を順番に取り付けていく=11月30日撮影
鏑、和紙、鈴を順番に取り付けていく=11月30日撮影

 正月の授与品である「破魔矢」の奉製が鶴岡八幡宮で大詰めを迎えている。11月30日にはその様子が上宮神楽殿で一般公開され、年の瀬を告げる光景に足を止める参拝客が多く見られた。

 巫女たちが順々に鏑、和紙、鈴を手作業で取り付けていき、一本の破魔矢を作り上げていく。完成した大小の破魔矢がうず高く積み重ねられ、新年を迎える準備が着々と進んでいることが伺える。

 破魔矢は60cm(初穂料千円・20万本奉製)と、94cm(初穂料2千円・4万5千本奉製)の2種類で、同宮では毎年2月から12月にかけて全部で24万5千本を手作りしている。

 この破魔矢は、同宮の創建と深く関わる神宝「黒漆矢」(現国宝)にちなむ。11世紀の「前九年の役」で源頼義は、京都の石清水八幡宮から授かった破魔弓・破魔矢を守護として奥州に赴いたとされる。安倍氏との戦いに勝利した頼義は神恩に感謝し、由比ガ浜に八幡大神を祀り、この弓矢を神宝として奉納したという。

 同宮では「このような故実にちなんで授与される当宮の破魔矢は、由緒の正しい格調高い正月の授与品です」としている。
 

鎌倉版のローカルニュース最新6

新校名は「鎌倉国際文理」

新校名は「鎌倉国際文理」

鎌倉女子大学中・高等部

4月26日

宿泊施設へ手荷物配送再開

市観光協会

宿泊施設へ手荷物配送再開

4月26日

沿線人気商品など約100点の通販開始

五輪のレガシー、鎌倉へ

五輪のレガシー、鎌倉へ

あさがおプロジェクト

4月25日

「モノレール車内に不審者」

「モノレール車内に不審者」

営業列車で初の対応訓練

4月24日

生誕90年、妻が語る小説家井上ひさし

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook