「玉縄首塚まつり」が8月23日、柏尾川戸部橋周辺で行われた。
玉縄首塚は1526年に南総(現在の千葉県南部)の里見義弘と、当時玉縄城主だった北条氏時の軍勢が柏尾川近くで戦った際の死者を弔ったもので、現在は戸部橋の西側にある。
戦いの後に両軍の戦死者の首を交換し、塚を築いて葬ったことからこの呼び名が付いた。「首塚まつり」は玉縄史跡顕彰会が、毎年8月下旬に行われている。
当日は柏尾川沿いに飲食店など模擬店が出店し、親子連れなど多くの人でにぎわった。午後5時30分に橋の欄干などに設置されたぼんぼりや提灯に火が入れられると、周囲は厳かな雰囲気に。6時30分からの墓前祭で地元寺院の僧侶による読経が行われた後、約400基の灯籠が川に流され、来場者らは過ぎ行く夏を惜しんだ。
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