鎌倉大船ロータリークラブ(仲村裕之会長)は3月3日、東日本大震災の被災地支援を目的とした「第2回朗読の会」を市内小袋谷の成福寺で開催した。
同クラブでは震災以降、様々な支援を続けており、今回のイベントもその一環。
当日は約70人が参加。フリーアナウンサーの野中民美代さんが、ひょんなことから始まった高齢女性と青年の交流を描く『姥日和』(田辺聖子)と、若き男女の恋愛と兄弟の絆を軸にした江戸人情物語『ちっちゃなかみさん』(平岩弓枝)を情感たっぷりに読み上げた。
仲村会長は「震災から5年が経過して少しずつ記憶が薄れてきているが、まだまだ支援を必要としている地域は多い。被災地のことを忘れず、今後も地道に活動を継続していきたい」と話していた。この日参加者に呼びかけて集まった7万5200円は東日本大震災復興支援財団に寄付される。
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