清泉女学院(市内城廻)の音楽部所属の高校生が5月1日から3日までオーストリア・バートイシュルで開かれた「国際合唱フェスティバル」でグランプリを獲得し、5月16日には松尾崇市長を表敬訪問した。
同校音楽部が海外の大会に出場するのは、2010年と2013年に続き3回目。現在の高校3年生は3年前、先輩たちの海外遠征を見送っており、「いつか私たちも世界の大舞台に立ちたい」と目標を抱いて練習を続けてきたという。
ヨーロッパを中心に14カ国23団体が出場した同大会。3年生を中心としたチーム編成でユース部門と宗教曲部門に、1・2年生を中心としたメンバーで民族音楽部門にエントリーした同部は、ユース・宗教曲の2部門で1位に輝き、各部門を制した7団体が出場するグランプリ選へ駒を進めた。
グランプリ選では、浴衣を着て歌声を披露。「ひとつに統一された透明感のあるハーモニー」と審査員から高い評価を受け、総合優勝を果たした。また、音楽部の指導にあたる佐藤美紀子教諭も優秀指揮者賞に選ばれた。
高校3年生は今回の大会で引退となる。部長の伊藤瑠那さんは「初めての教会での演奏は大変だったけれど、お客さんが笑顔で拍手してくれて良かった。グランプリは世界に認めて貰えたようでうれしい。最高の思い出になった」と感想を語った。
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