南足柄市 矢倉沢の里山を次世代へ 里地里山保全等地域 活動協定を県が認定
神奈川県は県条例に基づき「里地里山保全等地域」に10地域を選定している。この地域の一つに入っている『南足柄市矢倉沢里地里山保全等地域(平成22年3月9日選定)』が「里地里山活動協定」の認定を県から2月21日付けで受けた。足柄上地域では大雄町五本松・原地区に続いて2例目の認定。
活動協定は保全等の活動を行う団体と土地所有者の間で、「里山を維持し後世へ引き継ぐ、里山の資源の有効利用をする」など、里地里山の保全や体験などに関して締結するもので、「矢倉沢里地里山会」(杉山剛会長)と土地所有者41人が結んだ。協定の対象となる面積は12万7574平方メートル。
今回、県の認定を受けたことで今後は県や南足柄市から、協定に基づき行う里地里山の保全等の活動に対して補助金の交付などによる支援が受けられるようになる。
杉山会長は「認定をいただいたことで今後の活動に大きなプラスになる。これからも矢倉沢地域が一体となって里地里山を守り、人々が豊かな気持ちになれるような場所を次世代へ残していきたい」と話している。
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