南足柄市(加藤修平市長)は2月14日、2012年度当初予算案を発表。予算総額は236億8500万円で、前年度比2億6770万円の減(1・1%減)。このうち一般会計予算は132億円で、5億7千万円の減(4・1%減)とした。
市では、歳入面で市税や基金からの繰入金が減少する一方で、歳出面では少子高齢化に伴う社会保障費や医療費が増大する厳しい状況にあることを受けて、職員の地域手当廃止や給与削減等による職員人件費の削減(一般会計前年度比3億9855万8千円減、11・4%減)などを盛り込んだ予算編成となった。加藤市長は「市民の安全安心を最優先にして防災、福祉、教育に関わる施策に重点的に予算配分した。職員人件費の大幅な削減については、市が置かれている状況に対する苦渋の選択」と述べた。
主な新規事業は次の通り。災害時要援護者支援事業/母子家庭高等技能訓練促進費給付事業/障害福祉サービス等地域拠点事業/学校教育施設整備事業(幼少中への扇風機設置等、旧北足柄中学校の改修)/景観ガイドライン作成事業/大型直売センター基本計画書等作成業務委託事業/市制40周年記念事業/公益的市民活動助成事業/市税等の徴収率向上に関する事業
予算案の審議を含む南足柄市議会の2012年第1回定例会は、2月20日(月)から3月23日(金)までの会期で開かれる。
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