任期満了に伴う山北町長選挙が8日に告示され、無所属で現職の湯川裕司氏(62)以外に立候補の届け出がなく、同日午後5時に届け出が締め切られた。同町長選挙の無投票は2002年以来12年ぶり。
この結果、13日に実施予定の投票がなくなり、7月14日午前9時から開かれる選挙会で湯川氏の当選が正式に確定することになった。
事実上の無投票当選を受けて湯川氏は8日午後5時過ぎに同町向原の選挙事務所に姿を見せた。後援会の配慮から万歳三唱や乾杯など派手な演出はせず、無投票の実感をかみしめていた。
湯川町長は町長選告示の2週間前の6月25日に最愛の妻・道子さん(享年59)を病気で亡くし、30日に葬儀を済ませたばかり。この日までに体重が5キロ減ったという。奥津純一後援会長(77)は「弱音を吐くことなくよく堪えた」と話していた。本紙では7月19日号で湯川町長のインタビュー記事を掲載する予定。
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