衆院解散に伴う衆院選が12月2日公示・14日投開票で実施される。2日の公示日には任期満了に伴う大井町長選と欠員に伴う同町議補選も告示される。投票日は7日だが大井町では史上初の”トリプル選”となる。
衆院神奈川17区(小田原市・秦野市・南足柄市・足柄上郡・足柄下郡)では、自民党前職の牧島かれん氏(38)=当選1回=、民主党元職の神山洋介氏(39)=当選1回=、日本共産党新顔の吉田福治氏(59)の3人がいずれも党公認での立候補を予定している。
前回小選挙区で次点の比例復活を阻止して完全勝利した牧島氏の牙城再建と、神山氏の議席返り咲きが焦点となりそう。
大井町長選は、前町議で新顔の牧野一仁氏(68)が今年4月に立候補を表明。現職の間宮恒行氏(66)=当選4回=も6月に5選を目指す考えを議会本会議で明らかにして、事実上の選挙戦は半年に及んでいる。ほかに新たな動きは表面化していないため、2人による一騎打ちとなる見通し。
4期16年の実績を背景に新たな具体策を示す間宮氏と町議6年の活動から多選批判を展開する牧野氏。4期連続の無投票で当選してきた現職と、その現職よりも3つ年上の新顔は共に弱みがあり、いずれも保守系で相違点を打ち出すのに苦労している。
そうしたなか定数2を争う補選に元職1人と新顔3人が名乗りを上げ、さらに衆院選が加わったことで有権者の関心が高まる要素が重なっている。
期日前投票
大井町選挙管理委員会では12月2日の公示、告示に伴い、翌3日から町役場3階会議室で衆院選、町長選、町議補選の期日前投票を実施する(国民審査は7日〜)。町長選と補選は投票日前日の6日まで、衆院選と国民審査は13日まで。
いずれも午前8時半から午後8時まで投票できる。
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