大場地域ケアプラザ "誰かのため"が生きがいに ボランティアグループ「銀のつどい」
定年後の同年代が集まり、生きがい探しや地域のネットワークを広げる取り組みが大場地域ケアプラザで行われている。ボランティアグループ『銀のつどい』を取材した。
『銀のつどい』では参加者がトランプやマージャン、スタッフが用意する週代わりのイベントから好きなものに参加し、お互いの交流を深める場を提供する。
同会が発足したのは6年前。代表の長津末江さんと佐橋碩さんが、家に閉じこもりがちな高齢者に「自分の生きがいを発見できる場を提供したい」と立ち上げた。
特徴は、絵手紙や健康舞踊、陶芸、講演会など、週代わりで企画する多彩なイベント。できるだけ講師は会員に依頼する。「得意なことを持っている方は多い。講師をすることで、自分が人のためにできることがあることに気づいてもらいたい」と長津さんは話す。
ここでのつながりを機に、書道や手芸クラブが結成されている。「家から出ること、人と会って話して楽しかったと思ってもらえれば成功」と長津さんは笑う。
立ち上げ当初からの会員である福田トキ子さん(90歳)は「ここで手芸を習い、自分流にアレンジした作品も作った。ここではいろんなパワーがもらえる」という。
「自分の生きがいを育成するような会に」。銀のつどいの目標だ。
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