青葉区役所は3日、区民の生活意識や区政に対する満足度などを集計した「平成24年度青葉区民意識調査」を発表した。調査は、区内に在住する16歳以上の男女3000人(うち外国人60人)を対象に、郵送によるアンケート形式で行われた。回答率51・3%(有効回答者数1529人)。
整備された緑が魅力
青葉区の魅力で最も多かったのが「街路樹や公園など、整備された緑に囲まれている」(64・0%)。「都心に近く、通勤・通学などに便利」(52・8%)が続くなど、良好な自然環境と利便性の良さが評価されている。日々の生活の中で不足、もしくは不便に思うことには「駅への送迎のための駐車場」(23・0%)が最多。次いで「図書館」(21・7%)を上げる回答が多かった。青葉区への定住意向では「今住んでいるところに住み続けたい」(59・9%)と「区内のどこかに住み続けたい」(20・5%)を足すと8割強となる。また、身近な住環境で心配なことの最も多いのは「地震」(41・3%)。次いで「路上駐車」(23・3%)、「犯罪・治安」(22・9%)が続く。
教育費の負担が大きい
子育て中の家庭を支援するために必要なことでは「保育園」(23・9%)が最多。「子育ての相談ができる場所」(19・8%)、「親子で遊べる、学べる場所」(17・9%)が続く。子育て中の不安、不満では「学校や塾の費用などの教育費の負担が大きい」(55・6%)が突出している。また、「いじめなどの学校での人間関係」(24・5%)を心配する回答も多い。
家庭で水・食料を備蓄
平日昼間に大地震が起きた場合に不安に思うことでは「家族の安否確認手段」(62・6%)が突出。「停電・断水、電話の途絶」(45・8%)、「家族や自分の帰宅困難」(40・1%)も4割を超える。家庭で行っている災害対策は「水や食料の備蓄」(64・7%)、「非常持ち出し品の用意」(52・1%)が過半数を超えている。
調査結果は、青葉区ホームページで公開されているほか、概要版は区役所(【電話】045・978・2220)でも配布されている。
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