地域の防災意識を高めようと、東市ヶ尾小学校(田中由美子校長)と中市ヶ尾自治会(工藤裕一郎会長)、下市ヶ尾町内会(柏村茂会長)が12月1日、合同で防災訓練を実施した=写真。
この訓練は東市ヶ尾小学校を地域防災拠点とする両自治会の住民と同校の全校児童、保護者合わせて1千人以上が参加した。同拠点で自治会と学校が合同で訓練を行うのは初めて。地域と学校が共同で訓練を行うことで、災害時の連携を強化することが目的。
当日は児童が登校前に地震が発生したと想定。児童、地域住民らが指定される6カ所の一時避難場所へ集合し、拠点小学校へ向かった。
拠点では、備蓄庫の見学、心肺蘇生AEDや起震車体験をした。小学校に通う子どもと一緒に参加した島津直也さん(40)は「一時避難場所から拠点に集まる流れが確認できた」と話した。
東市ヶ尾小学校防災拠点の工藤委員長は「児童の参加により、災害時は地域ぐるみで子どもを見る、という認識が強まったと感じている」と話した。
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