第54回日本選手権(25m)水泳競技大会(公益財団法人日本水泳連盟主催)が先月行われ、五十嵐千尋さん(すすき野在住・横浜さくらスイミングスクール所属)が女子自由形400mで、細田梨乃さん(青葉台在住・中央林間コナミスポーツ所属)が女子バタフライ50m、100mで高校生新記録を樹立する快泳を見せた。4月に開催される世界水泳選手権の代表選考会に向けた二人の意気込みを聞く。
筋力強化で後半の伸びに
五十嵐選手は自己ベストを更新する4分3秒80をマーク。「メインは200mだったけれど、思った以上にいいタイムが出て驚いた」と感想を話す。持久力やスピードアップを図るため、足の筋力強化を重点的に行っていた。「泳いでいて進む感覚があり、後半に疲れを感じなかった」と手応えを掴む。来月の選考会に向けて「(200mで)1分58秒前半が目標。自分に自信をつけて戦っていきたい」と意気込む。
フォーム改造が結果に
細田選手は50mを26秒28、100mは57秒51をマーク。成長期による体つきの変化で、冬からフォームの改造に取り組んできた。得意とする100mでは自己ベストにあと0秒06と迫る。「新しいことをやっていかないと、前には進めない。今回はフォームを崩さず、最後まで泳げたのでよかった」と好感触を掴む。「選考会では(100m)57秒台で泳ぎたい」と目標を定め調整に励む。
選考会は4月10日(水)から14日(日)まで、新潟県で開催される。
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