青葉消防署(齋藤俊彦署長)は、区内で発生した住宅火災の初期消火を実施したことに対しこのほど、冨田詔盟(ただちか)さん(緑区在住)と三上泰弘さん(同)に感謝状を贈呈した。
火災が発生したのは6月24日午後5時50分ごろ。自家用車で帰宅していた冨田さんが最初に、黒煙が出ている住宅を見つけた。冨田さんはすぐに119番通報をすると、そこに三上さんが通りかかった。
実はこの二人は義理の親子。偶然、火災現場で出くわした二人はすぐに協力し、火災が発生していることを家の住民に知らせに行った。火災の原因は揚げ物をした後の火の消し忘れ。住民は別室にいたものの、火災に気づいていなかった。
家に入った二人が目にしたのは台所で炎を上げる鍋。すぐに近くにあった洗濯物の衣服を水に濡らして絞り、鍋に被せて火を消した。「もうやるしかないという気持ちでしたね」と二人は振り返る。齋藤署長は「自らの危険を顧みない活動に感謝します」と話した。
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