「奈良マーク」誕生 まち活性化に利用
奈良と奈良町のロゴマークが2月19日、奈良中学校で行われた奈良の子応援フォーラムで発表された。
奈良小学校、奈良の丘小学校、奈良中学校の3校から78点の応募があり、各校に設置された投票箱やメールで投票が行われた。投票総数992票のうち得票数が多く、また自治会長や各校の校長などで構成された実行委員らにより3点が選出。選考理由として「地域の特徴を表した優れたデザイン」「親しみやすい、かわいいデザイン」などが挙げられた。今後、マークをかたどった記念品や3月に完成予定の奈良一帯の地図へ印字されるなど、町の活性化に利用される。
地域に愛着と誇りを
奈良の子がつくるコミュニティブランド実行委員会は子どもたちが自分の住んでいる地域を知り、愛着と誇りを持って欲しいとの思いからロゴマーク作成を昨年8月に始めた。奈良の長所を児童など100人にアンケートで集計。「自然にあふれている」「緑が多い」などの結果を子どもたちに伝えた。その後、講師を招いてロゴマーク作りの授業を実施。奈良の特徴を反映させたマークを子どもたちから募集した。「マークを作る過程で、奈良の子どもたちが地域の良いところを発見できた」と事務局の竹本靖代さんは話す。
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