市立さつきが丘小学校の児童36人が12月4日と5日、近所にある東名高速道路のトンネルの壁画を描き直した。6年3組の児童が、「地域のために役立つことをする」というテーマの授業で、話し合って浮上したのがきっかけ。壁画は15年ほど前に同校児童が違法駐車や落書きをなくそうと描いたもので、時間が経って絵が薄くなっていた。トンネルを管轄する中日本高速道路(株)に同校が相談し、実現に至った。
壁画がなかったころのトンネルは、薄暗くて違法駐車が多く、怖くて10秒いられない「10秒トンネル」とも呼ばれていたという。壁画を全て描き直す案もあったが、元の作品は「明るいトンネルになるように」との思いで春夏秋冬をモチーフに描かれていたことを知り、そのコンセプトは残すことに。薄くなった部分を塗り直し、空きスペースに絵を描き足すなど、各々工夫を凝らしていた。
「楽しく明るく見てほしい」「未来が明るくなるように」と児童たちは期待を込めて話した。
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