ラグビー強豪校の桐蔭学園高校=鉄町=出身で、ラグビー日本代表の松島幸太朗選手(22・サントリーサンゴリアス)がこの春、世界最高峰リーグ・スーパーラグビー(SR)のワラタス(豪州)に期限付き移籍をすることが決まった。
移籍前、国内最後の試合となった第52回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝が2月28日、秩父宮ラグビー場=東京都=で行われ、松島選手の所属チーム、サントリーサンゴリアスはヤマハ発動機ジュビロに3―15で敗れた。再三、鋭い攻撃を披露した松島選手は「自分のプレーを生かせた部分もあったが、判断が良くないところがあった。どんな場面でも早く判断できるようにしていきたい」と試合を振り返った。
高校時代に全国制覇
松島選手は高校3年のとき、第90回全国高校ラグビーフットボール大会(花園)で同校初の優勝に貢献。卒業後はSRのシャークス(南ア)下部組織、アカデミーで武者修行をした。2013年12月からサントリーサンゴリアスに所属。日本代表として、これまでに6試合に出場している。
松島選手は移籍にあたり「このチャンスを必ずものにし、レベルアップし続けたい。そして、ラグビーを通して多くの方に夢と感動を与えることのできる選手を目指していきたい」と抱負を語っている。
SRはニュージーランドと豪州、南アフリカの3カ国15チームが参加する世界最高峰のプロリーグで、これまでに同リーグで公式戦に出場した日本人選手は2人。15年シーズンは2月13日に開幕しており、7月4日のプレーオフ決勝まで行われる。松島選手は15年3月から8月までの期限付き移籍となる。所属するワラタスは、昨年度優勝した強豪チームだ。
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