桐蔭学園小学部の児童3人が「神奈川県夏のすいせん図書読書感想文コンクール」(神奈川新聞社主催)で入賞した。低学年の部で小尾口(こおぐち)一希君(2年)、中学年の部で福中孝徳(こうとく)君(4年)が最優秀賞に選ばれたほか、低学年の部で一希君の弟、和道君(2年)も佳作となった。
県内在住、在学の小学生を対象にした同コンクール。低・中・高学年の3部門で、それぞれ指定された指定図書から本を選び、感想文を書くもの。合わせて4432点の応募があり、各部門で選ばれた最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点が昨年12月に表彰されている。
桐蔭学園では夏の課題として参加しており、6学年で集められた約870点のうち、校内コンクールで選ばれた各部門3点、計9点を応募していた。
小尾口一希君は『ふたごのどんぐり』を読み応募。自らも双子であることから「ぼくも『ふたごのどんぐり』」と題して、兄弟が力を合わせながらも、各々が生きていく大切さを書いた。
『ぼくのお姉さん』を選んだ福中君は、障害をテーマに「いっしょに生きていく」と題して、「障害のある人は自分と違う存在だと考えていたけれど、みんな同じ」との思いを込めた。
小尾口和道君が読んだのは『くまざわくんがもらったちず』。「あいてのことを考えて」と題して、相手のことを思いやるとともに、自分で考えながら進んで行く大切さを書いた。
3人は受賞について「びっくりした」「うれしかった」と話しながら、「本が好き」と笑顔で語っていた。
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