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青葉区版 公開:2016年9月29日 エリアトップへ

多重事故に向け対応訓練 消防、警察など4者連携

社会

公開:2016年9月29日

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 高速道路上における多重事故への対応力を強化しようと、青葉消防署、高速道路交通警察隊、中日本高速道路(株)、昭和大学藤が丘病院のYMAT(横浜救急医療チーム)による合同訓練が9月15日、こどもの国臨時駐車場で行われた。

 訓練は2台の車が衝突、炎上。前方で発生した車両火災事故を避けようとした後方車2台も衝突し、乗員が車内で挟まれて脱出できない状況を想定して行われた。

 初めに車線規制をして乗員の被害、避難状況を確認。炎上を想定した車両には、消防車と中日本高速道路の所有する散水車を連結し、ダミーの消火剤を放射した。

 同時に、挟まれた乗員を想定した人形の救助も進行。青葉台特別救助隊が大型油圧救助器具で車両を切断して救助スペースを作り、YMATが状態を見ながら応急処置を開始。スペース確保後は慎重に車外へと運び出し、搬送まで想定して訓練を終了した=写真。切断した車両は(有)青葉ロードサービスが廃車予定車を提供した。

 関谷寿男消防署長によると、高速道路の事故は各機関が出場するが、先着、後着はその現場によって変わる。そのため、各機関が役割を果たすとともに、連携を強化することが大切だという。交通警察隊の保坂明宏隊長は「連携を磨いていくことで1人でも多くの命が助かる」と訓練の意義を語った。参加したYMATの渡邉兼正(かずまさ)医師は「車両を切断中、(破片など)さまざまなものが飛んでくる。現実に即したシミュレーションができた。この経験を病院内でもフィードバックしたい」と話していた。

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