郷土芸能として地域に和太鼓を根付かせようと活動を続けているNPO法人「横浜都筑太鼓」(白井拡幸理事長)は2月、フィリピンのマニラで行われた音楽フェスティバルに出演した。
出演したのは音楽を通じて日本とフィリピンの友好を深めようと企画された「ISHIN-DENSHIN INTERNATIONAL MUSIC FESTIVAL」。フィリピンの上院議員で、プロボクサーのマニー・パッキャオ氏がイベント大使を務め、売上の一部を恵まれない子どもたちに寄付するチャリティーイベントでもあり、約3万人が訪れた。
両国を代表するミュージシャンが多数参加する中、横浜都筑太鼓はオープニングアクトに登場。オリジナル曲を2曲演奏した後、「DJ HELLO KITTY」との共演も。ドラムのように和太鼓を叩くなど、パフォーマンスを重視した演奏で、現地の観客も盛り上がっている様子だったという。
「これほど多くの観客の前で演奏する機会はなかった」と話す白井理事長。日本の和太鼓をフィリピンに紹介する立場としてプレッシャーを感じたとも話すが、「楽しかったし、貴重な経験ができた」と笑顔で振り返っていた。
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