新石川のメディカルフィットネスジム「フリースタイル」では、医師とトレーナーによる地域向けの健康セミナーを、定期的に開催している。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニック=新石川=の平島徹朗院長が監修を務める同ジム。「病気にならない予防医学」の実現を目指し、生活習慣や食事改善、定期的な運動などを、医学的観点を踏まえて指導しているという。平島院長はジムを通して「薬を使わない世の中にしたい」と思いを話す。
ストレッチ指導も
4月に行われたセミナーは「日本のがんの現状と対策」と「肩こり」をテーマに開催。平島院長は最近のデータを示し、生涯でがんにかかるリスクは男性が60%、女性が45%で「3人に1人ががんで亡くなる」と説明。肥満や喫煙習慣、乳製品や加工肉の過剰摂取が罹患に影響し、がんによる死亡率は60代以降で急増すると話した。「がん自体には症状がないからこそ、早期発見と予防が大切」と訴えていた。
肩こりについては、同ジムの監修を務める齊藤邦秀さんが担当。血行不良や運動不足、ストレスが原因であるとし、正しい姿勢や枕の高さの調節、運動習慣で改善されると説明した。また、トレーニングルームを使い肩こりを改善するストレッチなども指導した。参加者の女性は「知ったつもりの知識が間違っていたことや、予防の重要性がわかった。事例を交えて教えてもらえるので、自分自身も意識が高まる」と話していた。
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