なでしこリーグ1部の女子サッカーチーム・日体大フィールズ横浜=鴨志田町=の「ライスフィールドプロジェクト」が、今年も始まった。
地元青葉区で愛されるクラブチームを目指し、多方面で活動を続ける同チームの取り組みの一つ。「ライスフィールド」は田んぼのこと。田植えや米の収穫を通して選手がサポーター、地元農家と交流を持ち、関係を深めようという企画だ。地産地消をテーマに移動販売を行う「コマデリ」の小池一美さんと、田んぼを提供する地元農家の大橋二郎さんの協力で昨年スタートした。
6月に行われた田植えには総勢20人が参加。選手とサポーターらは、泥だらけになりながら田んぼに苗を植えていった=写真(小池さん提供)。子ども2人と参加したサポーターの田邊興司さんは「選手が子どもによく話しかけてくれたので親近感が湧き、ますます応援したくなった」と笑顔。息子の宥宇(ゆう)君(小5)は「膝の下までぬかるみに埋まった。難しかった」と話していた。
クラブの宮下芽衣選手(日体大3年)は「いろんな年代の方と関われてうれしい。活動を通して、少しでもチームを知ってもらい、応援してもらうきっかけになれば」と振り返った。
秋には稲刈りや脱穀も予定。収穫した米はおにぎりなどにし、ホーム戦で販売される。
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