古くから伝わる厄除けの神事、夏越(なごし)の大祓式(おおはらいしき)が6月30日、しらとり台の神鳥(しとど)前川神社(豊浦崇男宮司)で行われた。
当日の参列者は250人ほど。大祓式は日常生活の中で知らないうちに触れてしまった罪や穢れを人形(ひとがた)に移し、半年に1度祓い清める神事。直径3mほどの「大茅(ち)の輪(わ)」をくぐり、残る半年の無病息災を祈った=写真。
1回くぐると3年寿命が延びると伝わっている大茅の輪。8の字を描くように3回くぐることから合計で9年長生きできるという。豊浦宮司は「100年参列すると900年長生きすることになる。『千歳(ちとせ)の命延(の)ぶと云う也』。100歳まで元気でご参列ください」と話し、「この半年を健康でつつがなく過ごせますように」と話していた。
近所に住んでいるという児島祥浩さん、敏江さん夫婦は、「1年を無事に過ごせれば」と毎年夏越の大祓式と大晦日の大祓式、初詣の3回同神社に来ているという。敏江さんは一般参列者の代表も務め、「良い経験になった」と話していた。
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