神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2018年8月2日 エリアトップへ

浜なし、出荷時期早まる 雨量少なく猛暑要因か

文化

公開:2018年8月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
浜なしを手に取る土志田さん
浜なしを手に取る土志田さん

 猛暑などの影響で横浜のブランド果実「浜なし」の出荷時期が早まっており、区内ではすでに一部品種で例年より1週間前倒して出荷が始まっている。一方で味に影響はなく、良質な甘味に仕上がっているという。

 市で認定された果樹生産者団体の統一ブランドとして名づけられた「浜なし」は、横浜市各所約160農家で栽培されている。主に「三水」と呼ばれる「幸水」「豊水」「新水」を中心に栽培され、市場には出回らず農家の庭先などでのみ販売される。横浜北部エリアでは約50農家が栽培し、区内では田奈と中里地区などを中心に出荷が始まっている。

開花の時点で早まる

 田奈町にある「田奈農園」では7月20日から新水など早生種を出荷している。通常7月末頃に出荷されるものだが、梨が熟したため出荷を早めたという。また、JA横浜が行う品評会も昨年に比べ2週間早く開催される。

 同園の土志田武さんによると、今年は春先から気温が高く、4月のなしの開花時点で通常より1週間早かったという。その後の作業も例年より早く、6月の雨量の少なさや、梅雨明けの猛暑も影響し、出荷時期を早めた。土志田さんは「雨が少ななすぎ、日差しは強すぎで、大玉になる前に熟してしまう状況」と説明する。同園では例年お盆頃に出荷される幸水などの品種も1週間早く出荷される見込みだ。

 一方で味に悪影響はなく、日差しが強い分甘味が増すという。サイズに関しても水やりなどを行うことで「通常通りのものにできれば」と期待を込める。同園では約2000平方メートルの敷地で三水を中心に栽培。今年も通常出荷量の4トンは収穫できる見込みとしている。

青葉区版のローカルニュース最新6

「ミル見る隊」に感謝の意

「ミル見る隊」に感謝の意

神奈川県警が本部長褒章

3月14日

春から新1年生を歓迎

春から新1年生を歓迎

荏田西二丁目自治会

3月14日

たまプラに春の訪れ

たまプラに春の訪れ

桜フェス 間もなく

3月14日

150周年の集大成

150周年の集大成

谷本小で「希望の空まつり」

3月14日

被災地への思い、絆でつなぐ

多年の活動に市長が感謝

多年の活動に市長が感謝

自治会・町内会長に

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「花粉症?春先に目が痒くなる、対処法は?」 コラム【32】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    3月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook