青葉区版 掲載号:2018年8月16日号 エリアトップへ

平和スピーチコンテスト 市長賞獲得し、国連へ 新石川小6年の礒原さん

教育

掲載号:2018年8月16日号

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 7月に開催された「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で、横浜市立新石川小学校の礒原千颯(ちはや)さん(6年)=写真=が最優秀賞にあたる市長賞を獲得。10月にニューヨークの国際連合本部で国連事務総長らとの会談等を行う予定だ。

 市主催の同コンテストは、国連で採択された「持続可能な開発目標」に基づき、子どもたちが国際平和に対する思いを発信するもの。市内の小中学校の児童・生徒約5万人が参加しており、本選の小学校、中学校の各部門で市長賞を受賞した計4人が「よこはま子どもピースメッセンジャー」としてニューヨークに渡る。

 礒原さんは、学校代表として臨んだ区の審査を通過し、本選に出場していた。昨年は区の審査で落選しており、市長賞の受賞に「去年から目指していたので、すごく嬉しかった。同時に、役目をもらったからには最後までやらなくてはという責任も感じた」と、気を引き締める。

心の「気付き」作文に

 受賞原稿(本紙同頁に全文掲載)は「心の扉を開こう」との題で、2つの体験が取り上げられている。1つは教育型シミュレーションゲームに参加したときのこと。仮想の国の首相や大臣などの立場になって交渉する体験型ゲームで、難民問題を抱える国家の首相になった礒原さんは、自国のことを考えてばかりの主張で、交渉が進まなかったという。

 もう1つは、学校での話し合いの際、1人で反対をし続け、クラスの話がまとまらなかったときのこと。「『自分が正しい』と思っているときは『何で?』と思ったけれど、後になってから相手の意見をシャットアウトしていたことに気付いた」と振り返る。こうした実体験と自身の気付きをまとめ上げ、相手の意見を聞く大切さを説いた。

 10月の渡米を前に「世界に目を向ける機会で学ぶことがいっぱいあると思うので、全部吸収して帰りたい」と意気込む礒原さん。国連訪問時は、英語で自己紹介とスピーチの説明を行うため、英語もがんばりたいという。滞在は約1週間で、国連国際学校での授業体験等も行われる予定だ。

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