青葉区は地域の活動場所の不足を解消しようと、空きスペースを貸し借りできるウェブサービスを展開する株式会社スペースマーケット(東京都)と連携を開始。11月1日から同社のマッチングサイト上で青葉区の特集ページが開設・公開されている。市内初の取り組みで、区内で空きスペースを所有する「貸し手」と、場所を探す「借り手」を同サイト上でつなげ、使われていないスペースを区民の活動の場として有効活用してもらう考えだ。
「活動場所がない」「地区センター等は予約が埋まっている」といった声が以前から上がっていたという青葉区。そこで、近年「シェアリングエコノミー」が全国的な広がりを見せていることから、担当職員が国のシェアリングエコノミー促進室に相談に行ったことが同事業のきっかけだ。
シェアリングエコノミーとは、場所やサービスなど個人が所有する活用可能な資産の貸し借りを仲介するサービスのことで、空きスペースのほか、車のシェアなどがある。
貸し出す場所は、民間企業の会議室や営業時間外の飲食店、古民家等を想定。貸し手によるスペース登録は無料で、借りる際の予約は有料となる。貸し手は収益を得られ、借り手は金額に見合えば活動場所としての選択肢が広がるといったメリットがある。
現在、特集ページには元々同サイトで登録されていたスペース20件以上がすでに掲載されており、区政推進課は今後「登録場所を増やし、利用・活用の輪を広げていければ」としている。
11月28日(水)には、貸し手対象の説明会も開催。詳細は同課【電話】045・978・2216。
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