東日本大震災の復興支援イベント「HELLO東北」が3月10日、クラーク記念国際高校の横浜青葉キャンパス=新石川=で開催された。今年で3回目の催しで、子ども連れの親子など100人ほどが訪れた。
当日は、震災後に被災地の風評被害があったことから「東北の食材が安全でおいしいことを伝えたい」と、東北名物の芋煮汁を無料配布=写真。
また、避難所内で割り当てられるスペースを模した避難所体験では、訪れた人から「見ておくだけでも持ち物を想定できるからよかった」という声があったという。このほか避難時の持ち物等をまとめた掲示や防災グッズの展示も行われた。
生徒の一人、大谷朱里さん(高2)は「子ども連れで被災した時はどうすればよいかなど、家で振り返ってもらえるように企画してきた」と話す。
催しは、奉仕活動を行う「インターアクトクラブ」の活動の一環で、企画から実施まで全て生徒約20人で行ったという。食材や模造紙など、必要な費用を調達するための募金活動も実施した。
関野亜沙美教諭は「地域の方に応援していただき、活動できている」と感謝する。生徒たちは「色んな方からアドバイスももらった。来年の開催に生かしたい」と話す。
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