横浜美術大学3年生の佐藤亜美さん(21)が制作したCMがこのほど、第15回ACジャパン広告学生賞の「テレビCM部門」で優秀賞に選ばれた。制作したCMは現在、横浜美術大学公式ツイッターで公開されている。
同賞は公益社団法人ACジャパンが主催する学生対象の広告作品のコンテスト。「公共問題」をテーマにした「テレビCM部門」と「新聞広告部門」があり、学生ならではの新鮮な表現力、発想力、訴求力などで選考される。
CM部門は、30秒ほどの動画作品として全国から201作品が応募。優秀賞は、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞に次ぐ位置づけ。
作品名は「親孝行」。佐藤さんの母親が定食屋で実際に働いている場面を撮影し、「母は毎日働いている」「明日はありがとうを伝えてみよう」というテロップを添えて思いを伝えた。審査員からは「娘の優しい目線で表現している」と評価された。
映像メディアデザインコース所属の佐藤さん。初の受賞に当初は驚きを隠せなかったが、「すぐに母親に伝えると、自分より喜んでくれた」と笑顔で語る。「一番身近で伝えたいテーマにした」と振り返り、「メッセージを伝える際に説教っぽくならないバランスにするのが難しかった」と苦労を語る。「これを見て普段忘れがちな感謝やお世話になっているという気持ちが伝われば」
作品は同大公式ツイッター【URL】 https://twitter.com/hamabi_pr/で視聴が可能だ。
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