リオデジャネイロ五輪競泳に出場した五十嵐千尋選手(T&G所属)が5月23日、母校の嶮山小学校を訪れ、講演や児童らとの交流を行った。同校創立40周年を記念して開かれた「五十嵐千尋選手 激励とふれあいの会」に出席したもので、児童や保護者、地域住民ら約360人が参加した。
講演では日本代表になるまでの経験を語った五十嵐選手。小学3年で出場した全国大会ではトップレベルからは離れていたものの「その時々で自分が達成できる目標を作ってきた」。少しずつ段階を上げていったことが今につながっているという。
「夢があるなら、今自分ができる身近な目標を立ててチャレンジしていき、夢をつかんでほしい」と子どもたちに語りかけていた。
また、当日は五十嵐選手の誕生日前日であったことから、サプライズで児童らからプレゼントも。激励の言葉やバースデーソングが贈られると、驚きと嬉しさで目を潤ませていた。
児童たちについて「皆真剣に話を聞いてくれて嬉しい。素敵な学校に呼んでもらえた」と五十嵐選手。講演を聞いた新井田羚君(4年)は「毎日の努力が大会の優勝につながってすごいと思った」と感想を話していた。
今後、五十嵐選手は7月に韓国で行われる「世界水泳選手権大会」のリレー種目に日本代表として出場する予定だ。
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