美しが丘東小学校の児童が自分たちの住むまちをイメージして考案した料理が7月から、たまプラーザの中華料理店「黒龍」で提供されている。
これは、同校の総合的な学習の授業で、昨年度の5年2組の児童が米作りや地産地消について学ぶ中で、自分たちの考えた料理を地元のお店で作ってもらえないかと同店に相談して実現したもの。総料理長の深田孝さんが昨年10月から5回にわたって同校で出張授業を行い、まちの歴史や名産を一緒に調べたり、「どうやったらたまプラーザらしさを出せるか」を話し合った。そして、8つの班に分かれてそれぞれで料理を考案。当初は1品のみ提供する予定だったが、「全てが素晴らしい出来」で全品を8月末まで週替わりで提供することに決めた。
メインの一品は美しが丘の桜並木をイメージして紅こうじで色づけした「美東5252(ゴツゴツ)バクダン笑籠包」。5年2組でゴツゴツ、肉汁が口の中で爆弾のように溢れる、食べて笑顔になってほしいという意味を込めて名付けた。考案した稲葉栄二君、大野周悟君、宋有鎭さん、窪田紀々花さんの4人は「一口サイズで子どもから大人まで美味しく食べられる。身体に良くてみんなが食べられるので、いっぱいの人に食べてもらえたら」と話した。
その他のメニューは、「美東桜あんかけ麺」「元気爆発ほいこーろー」「四季で輝くトロッとあんかけチャーハン」「美東SAKURA餃子」「Let‘s笑顔桜チャーハン」「bitou2525(ニコニコ)中華麺」「フルーツ揚げギョーザ」の全8品。深田総料理長は「児童が一生懸命考えて作った逸品揃いです。ぜひ多くの人に味わってもらえたら」と話す。8月末までは店内に児童が調べたまちの歴史なども展示。9月以降は笑籠包を数量限定で毎日、その他は週替わりで提供する予定だ。
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