緊急事態宣言による外出自粛要請で区内商店街も大きな打撃を受ける中、藤が丘商店会(外山高嗣会長)が加盟する約80の会員店舗に特別支援金として各10万円を給付した。
「この状況下で飲食店をはじめ、どの店舗も売り上げが激減している。国の給付や融資制度も準備が進んでいるが、『5月までもたない』という会員店舗の声もある。10万円では焼け石に水かもしれないが、少しでも事業継続の足しになれば」と外山会長。
同商店会では40年を超える歴史の中で、「何かあった時のために」と会費を貯蓄してきた。今回の状況を受け、元会長らのアドバイスもあり、緊急役員会で給付を決めた。4月7日には外山会長ほか役員が配布の段取りを相談し、各店舗を回った。役員らは「加盟年数も違う各店舗に一律10万円を配る形に異論もあったが、この状況を皆で協力して何とか乗り切りたい。行政にも現場の切実さを感じてもらい、スピーディーに対応してもらえたら」と話した。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|