青葉区版 掲載号:2020年6月25日号 エリアトップへ

困った時の支援先、1冊に すすき野ケアプラ・区、協力

社会

掲載号:2020年6月25日号

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冊子を手にする同ケアプラザ職員
冊子を手にする同ケアプラザ職員

 青葉区とすすき野地域ケアプラザが協力し、区民が生活のなかで困ったときに支援先を知ることができる「お悩みあれこれガイド」を発行する。すすき野地域版はすでに完成し、それを踏襲した青葉区版も6月末に完成を予定。7月から区内地域ケアプラザなどに配布される見通しだ。

 あれこれガイドはA4判26頁の冊子。お金や住まい、心身の健康、仕事等さまざまな悩みに対し、相談できる支援機関が分かりやすく記載されている。区によるとこうした生活支援や就労、障害など悩みごとに分野を横断して支援先を紹介する冊子は珍しいという。

 発行のきっかけとなったのは、同ケアプラザが開催してきた地域ケア会議。個人の困りごとや地域の課題について支援方法等を検討していくもので、一連の会議のなか、把握が難しい一人暮らしで身寄りのない人への支援方法が課題として浮上。当事者が早めにSOSを出し、また地域や支援者が早期発見し支援するにはどうしたらよいか検討するなかで、「さまざまな制度を横断的にまとめた冊子が必要」と今回のガイドを思い付いたという。

「必要な人に早期支援を」

 日ごろから地域ケアプラザとして介護保険や高齢者支援等、住民の相談を受けている施設職員。しかしケアマネージャーが実際に訪問すると経済的な問題等を同時に抱えているなど、ケアプラザの支援の枠を越えたケースに出合うことも多いという。こうした経験から今回の冊子には支援者が専門外の問題と遭遇しても、適切な支援機関にスムーズにつなげられるようにする狙いもある。

 「ケアマネージャーや民生委員、あるいは困っていることを知った周りの人が『ここに相談してみたら』と言えるツールがあれば良いと思った」と職員で保健師の西村美紀さんは話す。また支援対象者は自分から情報を得て連絡してくる人ばかりではないため、支援が必要な人が見えづらいケースも多いと同施設。「命が危ない状態になって初めて問題が顕在化することもある。もっとその手前で把握し、支援の手が届くようにする仕組みが必要」と小薮基司所長は語る。

 冊子作成にあたっては同ケアプラザと情報共有していた区が、生活困窮支援が必要な人の早期把握や地域連携支援の促進を目的とした「地域ネットワーク構築支援事業」として同ケアプラザに委託。1年程前から区の生活支援課と高齢障害支援課、同ケアプラザ職員でプロジェクトチームを組み、10回以上の会議を重ね、内容を考えてきた。

 最後のページには相談シートを付けるなど工夫。当事者や最初に担当した支援者が記入し、その後紹介を受けた支援機関が参照できるようになっている。区生活支援課は「使う人の観点で工夫頂いた。困っている人の身近にいる支援者に活用してもらい支援がつながれば」としている。

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