来年の「成人の日」を祝うつどいのオンライン開催を発表した横浜市は7月15日、一転して従来通り会場で実施する方向であることを明らかにした。同日の定例会見で林文子市長が発表した。
横浜市教育委員会によると新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、3密を避ける形で会場で開催する方針。横浜アリーナでの開催を前提に回数や日数の増、他の会場を使用する分散開催も検討する。なお、今後の感染症拡大状況等により、式典中止の場合もある。
来年の成人式を巡っては、6日にオンライン化を発表した市に対し、15日までに新成人や保護者、関連業界等から開催を望む声が約150件寄せられた。新成人の1人は「会場での開催が発表されてほっとした。ただ、安全面から中止すべきという声もあるので、今後が心配」と話す。
市教委担当者は「6日に発表したオンライン化は安全を考慮しての苦渋の決断だった。(会場開催の方向となり)皆の思い出に残るものになれば。詳細は調整中だが、できるだけ早く記者発表やホームページで公表したい」としている。※7月16日起稿
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