青葉区を拠点に小中高生でつくる「あおば子どもミュージカル」が、5月30日(日)に行われる2年ぶりの公演に向け稽古を重ねている=写真。
毎年公演を行ってきた同劇団だが、昨年はコロナ禍で中止に。その後も集まってレッスンが行えないなど難しい状況が続いてきた。また、会場に予定していた都筑公会堂が2月にワクチン接種会場に指定され使用不可となり、急遽代替会場を探すことに。「子どもたちに今年も悲しい思いをさせたくない」と父母会も奔走し、相模原市南区の「相模女子大学グリーンホール」での開催にこぎつけた。
演目は「夜空の虹」。ネズミのムームと粘土人形アンナの美しい友情とせつない物語が感動を呼ぶストーリー。小学1年生から高校2年生までの27人が出演する。4月27日には同ホールで稽古が行われ、子どもたちはセリフや踊り、マスク越しの発声などを確認した。風の娘役を演じる荒井巴那さん(中3)は「昨年は残念だったけれど、その分より成長できるよう役柄の気持ちを考え続けてきた」と語り、ムーム役を演じる妹の結宇さん(小6)は「ムームはいつも元気。その前向きさに自分も励まされてきた。コロナで心が疲れている人たちを元気づけられるような公演をしたい」と笑顔で話した。
公演は午後1時30分と5時30分からの2回。消毒や座席間隔を空け感染対策を実施。チケットは全席指定1900円の他、収録配信チケットも2200円で販売。詳細はあおばKMホームページ【URL】https://aoba-km.net/で確認を。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>