青葉区鴨志田町の横浜美術大学(宮津大輔学長)が現在、青葉郵便局上階の「スプラス青葉台」で学生たちの作品を展示している。Web限定記事では、紙面掲載することができなかった作品を紹介する。
展示数は約100点。学生たちが授業などで制作した油絵や絵本、ポスター、彫刻、クラフト、作品パネル、テキスタイル、修復画の写真などが並ぶ=写真。作品は同施設のエントランスやカウンター、ワークスペースなどに設置されており、利用者らの目を楽しませている。
作品は当初、同施設の開所イベントで同大が講演会をするにあたり、1日限りの予定で展示されたものだが、参加者から好評だったこともあり、施設側が展示期間の延長を持ち掛けたという。同大地域連携センター主任の高瀬ゆり准教授は「学生にとっても、作品を見てもらういい機会になったと思う。地元の美大として今後も地域とつながっていければ」と語った。同施設の木村勇樹プロデューサーは「今後も機会があれば連携させていただきたい」と話した。
施設は有料会員制だが、イベントの際などは参加者として入場できる。展示は8月上旬までを予定しているが、作品により途中で搬出するものや既に搬出済みのものもある。
同大は美大ならではのスキルやノウハウを生かして地域連携に取り組んでおり、青葉郵便局の壁面の装飾や、区役所、警察署への作品提供も行っている。高瀬准教授は「学生たちが授業で学んだことを社会で実践し、そのフィードバックが得られれば彼らの自信にもつながる。(地域活性と大学の)双方のメリットになれば」と語った。
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