市立もえぎ野小学校に通う坂野太絃(たいげん)君(9)=写真=が、今年参戦していたレーシングカート「ロータックス・マックスチャレンジ」シリーズで年間獲得ポイントを2位とし、12月11日から18日までバーレーンで開催される世界大会に日本代表として出場する。
坂野君が参加するのはマイクロ・マックスクラス(8歳から11歳)の「グランドファイナル」で、各国・地域のシリーズチャンピオンまたは同程度の選手が招待される。同クラスには、36選手が出場する。
悔しさバネに
昨年は総合順位6位だった坂野君。その悔しさを1年間忘れず練習に取り組み、今年はサーキット秋ヶ瀬(埼玉県)、オートパラダイス御殿場 (静岡県)、フェスティカサーキット瑞浪(岐阜県)で行われた3つのシリーズを転戦し、計17戦を戦い抜いた。
出場台数によっても難易度が変わるレーシングカート。今年は先頭に出ることも多く「後ろの選手の動きを常に考えレースをするようになった。昨年の自分と比べて根性がついた」と振り返る。自身初となる世界大会を前に「とにかく楽しみ。1位を取って、国内の大会でもっと活躍できるように頑張る」と緊張もない様子。グランドファイナルでは主催者がマシンを用意するため、普段乗っているカートと異なり調整が難しくなるという。メカニックを務める父陽一さんと親子二人三脚で大舞台へ挑む。
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