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区内児童有志 プラごみゼロへ 団体発足 ストロー廃止、市へ要望

コミュニティ教育

掲載号:2022年4月7日号

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(上)ストロー廃止を要望したメンバーら=31日、市役所/早渕川での清掃活動=同団体提供
(上)ストロー廃止を要望したメンバーら=31日、市役所/早渕川での清掃活動=同団体提供

 青葉区在住の児童らを中心とした、環境問題について考える団体「マイクロプラスチック・0(ゼロ)・コミュニティ Welc0me(ウェルカム)」が3月に立ち上がった。早渕川の清掃活動や学校給食におけるストロー廃止の要望、勉強会などを実施。継続的な活動でマイクロプラスチックの削減を目指す。

 海に流れ着いたプラスチックごみは波や砂、紫外線などで細かな片(マイクロプラスチック)になって漂流。魚が誤飲するなど生態系に悪影響を及ぼしている。

 身近にできることからと、3月27日の早渕川での清掃を皮切りに活動を始めた同団体。31日には、代表を務める鉄小学校の笹井涼さん(11)と副代表で元石川小の高橋桃寧(もね)さん(11)のほか、区内在住の片山悠希さん(11)、区外に住む田村のどかさん(11)、西田(さいた)諒一さん(10)が市役所を訪問。山中竹春市長ら宛に「学校給食のストロー廃止のお願い」を提出した。市立の小中学校で廃止した場合に年間約3587万本を削減できるという試算結果や他市の事例をまとめ、「2050年には海中のプラスチックが魚の量を超えると言われている。毎日使っているストローから減らしたい」と訴えた。

きっかけは声優体験

 団体発足のきっかけは、環境汚染の解決に向けて行動するアメリカの小学生を追ったドキュメンタリー映画「マイクロプラスチック・ストーリー ぼくらが作る2050年」。オーディションを経て日本語吹き替えに挑戦した笹井さんは昨年末の完成上映会で、同じく声優を務めた田村さんと西田さんに出会った。

 「環境問題を知ってはいたけど、自分一人が取り組んでも意味がないと思っていた。でも、映画を通して行動したいと思った」と笹井さん。2人と意気投合し活動を模索。2月には、黒岩祐治県知事に使い捨てプラスチックの廃止などを求める手紙を連名で出した。

「年齢問わず歓迎」

 同映画のアンバサダーを務めている高橋さんも活動に加わるようになり、団体を立ち上げた。団体名は「年齢を問わず多くの人に参加してほしい」という思いを込め「ウェルカム」に。表記には「ウィー(We) ラブ(L)  クリーン(C) ゼロ(0) マイクロプラスチック(M) エミッション(E)」の頭文字を充てた。

 「活動を始めて私自身や家族の意識も変わった」と高橋さん。加入間もない片山さんは「勉強会に参加して何となくやってきた分別の必要性が分かった」と話した。

 今後は、河川清掃の定期化や学校での映画上映などを目指す。

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