つつじが丘小学校３年３組の児童が３月13日、さつきが丘地域ケアプラザに誰でも自由に座って休める「みんなの椅子」を設置した＝写真。
みんなの椅子は元々、谷本地区社会福祉協議会が坂道の途中などで一休みできるように２０２２年から藤が丘や梅が丘、下谷本町の街なか３カ所に設置しているもの。置かれた椅子を見た児童たちが人のためになる椅子を作りたいと言い、総合的な学習の時間を使って制作したという。近隣住民が椅子の補強作業で協力をしながら完成した椅子は幅90cm、奥行き40cmほどのベンチ型。４カ所目となったみんなの椅子はケアプラザの玄関横に25日まで設置されており、開館中は誰でも座って一休みできる。
谷本地区社協の豊崎智子さんは「子どもたちが地域のことに関心を持って行動してくれたことがうれしい」と話し、児童たちは「これからも誰かのために物を作ったり、考えたりする活動がしたい」と話していた。
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