青葉区荏田町の分譲マンション「アルスあざみ野」(257世帯)は5月19日、青葉消防署荏田消防出張所を招き、防災訓練を実施した=写真。
管理組合内に防災対策などに取り組む「アルスあざみ野防災隊」を組織して、年に2回、防災訓練を実施している同マンション。そのうち1回は同出張所と一緒に行うなど、防災力向上に取り組んでいる。
今年は120人が参加。マンション最上階の11階まで届くはしご車が登場し、バスケットに住民代表の3家族が乗車するなどの体験も行われた。その後、同出張所の栁川知哉所長がマンション火災や初期消火、日頃の備えなどに関して講話。また、同防災隊が震災時の対応について注意事項を説明した。炊き出しも行われ、参加者には煮込みうどんが提供された。
同防災隊の浅川忠隊長は「はしご車が来たことでより多くの参加があった。今年は能登半島地震があり、住民の防災意識が高まっている。今後も日々備えてもらえたら」と話している。
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